カワズのボードゲーム備忘録

京都在住の両生類が趣味であるボードゲームについて綴るブログです。基本的には所持しているボードゲームの中でも特に好みであるものを紹介していきます。

死者の日 カードゲーム

死者の日には家族や友人達が集い、故人への思いを馳せて語り合う。祝祭はカトリックにおける諸聖人の日である11月1日と翌日2日に行われる。地域によっては、10月31日の晩も前夜祭として祝われる。

市街地はマリーゴールドの香りに包まれ、公園には露店が立ち並ぶ。11月1日は子供の魂が、2日は大人の魂が戻る日とされ、供え物がチョコレートなどのお菓子からメスカルなどの酒に変わっていく。日本のお盆に近い位置付けであるが、あくまで楽しく明るく祝うのが特徴である。死を恐怖するのではなく、逆に死者とともに楽しく笑うというモチーフとなっている。

引用 : https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%25E6%25AD%25BB%25E8%2580%2585%25E3%2581%25AE%25E6%2597%25A5_(%25E3%2583%25A1%25E3%2582%25AD%25E3%2582%25B7%25E3%2582%25B3)



死者の日 基本情報

プレイ人数 : 3〜6人
対象年齢 : 12歳以上
プレイ時間 : 15分

どんなゲーム?

有名な死者の日のお祭りを題材にしたトリックテイキングゲーム…
なんですがシステムから死者の日っぽさはあまり感じません。

わかる人の為に簡単に言うと、マストフォローあり、トランプなし。
そしてトリックはフォローできたかに関わらずその時1番強い(大きいではない。)数字を出した人が取る。
といった感じです。

使用するカードはこのような感じです。
このカード欠点として、スートがわかりにくいです。

各スートは外枠の色とアイコンによって判別されます。
赤 : アイコンは供物
黒 : アイコンは髑髏
白 : アイコンは花


こいつだったらスートは白!
お花マークもついてますね。

せめて中の絵がそれっぽい色合いになっていればわかりやすいのですが、全部鮮やか(笑)
まぁこれはこれで綺麗なのでいいのですが…

まずはカードを各プレイヤーに配ります。
人数によって手札の枚数が違います。

・3人:15枚
・4人:12枚
・5人:11枚
・6人:10枚

ディーラーの左隣のプレイヤーが最初のリードとなり、トリックテイキングをします。

ここでカードをもう一度見ていただきたいのですが…

各カード、スートを表す記号の下に矢印が書いてあると思います。

この矢印が上を向いているカードがリードで出されたら、より大きな数字を出した人がトリックを取ります。
逆に、矢印が下を向いているカードが出されたら、より小さな数字を出した人がトリックを取ることになります。


忘れてしまわないようにこんなカードがあります。

マストフォローなのでリードプレイヤーが出したスート、更にHigh⤴︎かLow⤵︎かを表せるようになっています。
因みに裏面がLowです。







いや、黒を表すカードなのになんで背景がなの!?


このカード、不親切極まりないので本当に注意しましょう。
リードが黒なのに赤だと思って出してしまった。といった過失が普通に起こります。


このカードを出したとすると、リードカラーは黒、より大きな数字を出した人がトリックを取ります。くどいようですが、例えフォローできなくて別のスートを出したとしても、数字が大きければ勝てます。


さて、カードにはあと2つの要素があります。


取得

なんか手のマークが書いてありますよね。

これが取得能力です。
既に出ているカードの中から1枚選んで自分の手札ではなく手元に置いておきます。
これは任意ではなく、義務となります。

また、リードのプレイヤーがこのカードをプレイしても何も起こりません。

カードを取得されたプレイヤーは新たに手札からカードをプレイする必要があります。

得点


記号の1番下に①と書いてあるのが見えますね。
これが得点です。
取得で自分の前に置いたり、トリックを取ったりすることでこの点数が獲得できるというわけです。

カードによっては2点ついているものがあったり、逆に失点になるものもあります。


ゲームの終了

カードを全て出し切ったプレイヤーが出たらそこでそのトリックを打ち切り、得点計算をします。

手元にあるトリックや取得で手に入れたカードの得点部分を合計し、最も得点の高いプレイヤーが勝利します。


非常にオーソドックスなトリックテイキングですね〜


特殊なシステムのゲームがバンバンと出ているわけですが、このような王道ゲームもたまにやりたくなったりします。


このゲームはハロウィン会などで使えそうですね。
リメンバ・ミーが観たくなってきます。