プラムの法則
ぱぱぱぱぱぱぱぱーいなっぷーる
※このゲームにパイナップルは出てきません。
フルーツと言えば昔、沖縄に行った時に赴いたパイ◯ッ◯ル◯ークのことを思い出します。
当時の僕はパイナップルが大好きで(今は食べるとお腹を壊します。百発百中です。)この◯◯ナ◯プ◯パ◯◯で沢山パイナップルを食べてやるぞ!と意気込んでいました。
しかし蓋を開けてみればパイナップルの畑を自動運転の車が回るだけの最早アトラクションと言っていいのかわからないものに乗せられただけでした。
全国のパイナップルファンの為、美味しいパイナップル作りに勤しんでいる農家の方々には大変申し訳ないのですが、アトラクションとしての面白さは微妙でした。
車から降りて奥に進むとカットされたパイナップルが雑に山積みにしてあって、一応食べたのですが長居してまで食べたくなるようなロケーションではありませんでした。通路のど真ん中にありますし、椅子がないので立ち食いを強要されています。
※あくまで当時の話です。現在は変わっている可能性があるので鵜呑みにしないようにしてください。
奥に進むとなぜか貝殻を展示してあるコーナーがあって、一体自分は600円も払って何を見せられているんだろう…という虚無感に苛まれました。
友人の「さんぴん茶を4本買った方がマシだった」という発言を今でも覚えています。
最後に売店がありますが別に那覇空港でも買えるんじゃないかというラインナップ。
※繰り返しますが、あくまで当時の話です。現在は変わっている可能性があるので鵜呑みにしないようにしてください。
そしてパイナップルのせいかはわかりませんがその日はお腹を壊して宿泊先のホテルでウンウン唸る羽目になりました。
これから沖縄へ行く皆様へ是非お勧めしたいのはネオパークオキナワです。
なんの変哲も無い池にピラニアが泳いでいたりします。
ただ、夥しい数の鳥が放し飼いにされているので、鳥が苦手な人には向かない施設かもしれません。
しかしネオパークもそうなのですが、沖縄の施設は出口のあたりが心なしか寂れている事が多い気がしました。
気のせいなのでしょうか…
基本情報
プレイ人数 : 3〜5人
対象年齢 : 8歳以上
プレイ時間 : 30〜40分
どんなゲーム?
ほんの少し濃密なカードゲームです。(下手すると30分以上かかってしまうので…)
まずはカードをそれぞれ分けます。
1〜3ラウンド目に使うカードの山と番犬1枚、プラムカードの山、πカードの山です。
カードはこんな風に様々なフルーツが描かれています。
うーん、お洒落ですね。
因みに3〜4人プレイだと使わないカードも多いので、注意してください。
フルーツカードの山は3つあるので、3ラウンド行います。
各ラウンドは6トリック行われます。
トリックと言っていますがトリックテイキングっぽさはあまりありません。
まず、1ラウンド目に使用するカードを各プレイヤーに配りきり、スタートプレイヤーから順番にフルーツカードを出していきます。
この時、πカードを持っていれば一緒に出すことによって数字を強化する事ができます。
(1枚につき+3.14されます!)
全員出して終わったら、プレイしたカードの大きさ順に場のカードを獲得します。
獲得したら表にして手元に置いておきます。
この時に特殊能力があるカードを取ったら、すぐにその効果を解決します。
これだったら他人の前に表向きにされているカードを略奪できます。ひどい。
当然それを阻止する番犬カードがあります。
このカード、なぜか裏表で絵柄が違う。説明書には好きな方を使えと書いてある(笑)
このカードはその番犬を自分の前に引き寄せる事ができます。
番犬が自分の手元にいる限り、フルーツを盗まれることはありません。
これは先程のπカードを3枚ストックから受け取る事ができる能力です。
これを順番通り行い、最後にカードを獲得したプレイヤーはプラムカードをおまけで貰えます。
これも同様に表にしておきます。
さて、カードにこんな記号が書かれています。
勘のいい方はお分かりになるかと思いますが、このゲームは手元に集めたフルーツでカードに書かれている役を作れ!というものです。
何かしらのフルーツを獲得するたびに、ストックに置いてあるお題カードのどれかを達成することができるようになるということです。
これだったら、同じ種類のフルーツ2枚で5点ということですね。(ビリだった人が貰えるプラムカードも勿論材料にできます!)
終盤になってくるとこんな役が出てきます。
3種類のフルーツを2枚ずつ手元に用意することによって、15点を獲得できます。
フルーツをトリックで獲得し、フルーツジュースを作る。
この流れを3ラウンド行い、達成したカードを表向きにし、最も得点の高い人が勝利します。
少し歯ごたえのあるカードゲーム。絵柄が好きな人にはおススメできる。
ちょっと時間がかかってしまう所や、直接攻撃(略奪)が可能な所、ゲームとしてやや淡白な所が欠点になるでしょう。
ただ個人的にはこの絵柄が好みなので結構好きなカードゲームです。
πカードで勘定が狂ったり、盛り上がれる要素も十分にあるので、おススメです。
- 作者: Matthias Cramer
- 出版社/メーカー: Pegasus Spiele
- 発売日: 2015/10/15
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