カワズのボードゲーム備忘録

京都在住の両生類が趣味であるボードゲームについて綴るブログです。基本的には所持しているボードゲームの中でも特に好みであるものを紹介していきます。

ポテトマン

有機の芋がリンリンリン…🥔♪


\ポテトマ〜〜〜ン/🍟


というわけで今回紹介したいのはこれ。

その名もポテトマン。
因みに僕はカードゲームの中で2番目にコレが好きです。

ポテトマン 基本情報

プレイ人数 : 2〜5 (これはウソ、4人か5人でやらないとこのゲームは本領を発揮できないと思います。)
対象年齢 : 10歳以上
プレイ時間 : 20〜30分

どういうゲーム?

ポテトマンは超変わったトリックテイキングゲーム。

スート(数字以外のカードを区別するためにある記号や色。トランプでいうスペードやクローバーみたいなものだ)は黄、緑、青、赤に分かれており、それぞれ数字の内訳が異なります。

赤 5〜18
青 4〜16
緑 3〜14
黄 1〜13

よくあるトリックテイキングのルールでマストフォローというのがあります。

リードプレイヤー、つまり最初に出したカードの色と同じものを、あれば必ず出さなければならないルールのこと。


ポテトマンではなんとマストノットフォロー、つまり前のプレイヤーが出したカードと違う色を必ず出さなければならないという非常に変わったルールが採用されています。

全員それぞれ違う色を出したら、1番大きな数字を出していた人がトリックに勝ち、得点カードを獲得します(基本的には。)

強い数字の多い赤いっぱいある人が有利やんと思うかもしれないが、これを見てください。

これは各色でトリックを取った時にもらえる芋袋、もとい得点カードです。
赤で勝っても芋袋1個=1点しか手に入らないよというワケ。実にしょっぱい。

ただしこれらの得点カードは3枚ずつしか無く、枯渇した色でトリックを取ると代わりに1番上の5点カードが貰えるようになるのです。
つまり赤の得点カードを枯らせば相当おいしそうですねぇ…


とはいえそう上手くはいかない仕組みがこのゲームにはあるのです。
それは誰かがマストノットフォローできなかった場合、その時点で直ちにラウンドが終了してしまうこと!

カワズ「あれ?もう赤と青出てしまっていますね?赤と青しかないのでもう出せないのですが…」

「それになるとポテトマンは打ち切りです。ラウンド終了!」

カワズ「えー!」

といったことが普通に起こります。

さらに赤の中でも特別強いポテトキラーというカードがあるのですが…


赤の18、17、16。この武器を持ってる悪い奴がポテトキラーだ

なんと黄色の中で最弱のポテトマン、こいつらだけをブチのめすことができるのです!許さないぞポテトキラー!

ポテトキラーが出ている場でポテトマンを出すときは、「ポテトマ〜ン!」と高らかに宣言しましょう!

あとは人数分ラウンドを行い、もっとも芋袋を持っている人が勝者となります。

誰かがマストノットフォローできなかったら即終了しますし、ポテトマンさせないために適当な黄色でしゃがむといったこともよくあるので、そう簡単にポテトマンは出せない…
ですが!たまにポテトマンでポテトキラーを退治できた時の喜びは凄まじい!

みんなで盛り上がる名作トリックテイキング!

弱点は少人数だと面白さが100%味わえないこと!4人が個人的にはおすすめ。