オイ!それは俺の魚だぜ!
ファーストペンギン🐧
ペンギンが海に潜って食事をする際、他のペンギンよりも早く飛び込む個体がいます。
これがよく言われるファーストペンギンです。
新規事業に取り組む企業の比喩表現としてもよく知られていますね。
ペンギンの場合であれば、うまくいけば魚を大量に食すことができますが、海にはシャチやアザラシなどの天敵がいます。
ご飯にありつけるか、自分がご飯になるかは常に紙一重なんですね〜
前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんなペンギンのボードゲームについて綴ります。
オイ!それは俺の魚だぜ!基本情報
プレイ人数 : 2〜4人
対象年齢 : 12歳以上
プレイ時間 : 10〜20分
どんなゲーム?
タイルの上に置いたペンギンを移動させ、得点タイルを獲得して行くゲームです。
使用するペンギンコマ。
現在流通しているものは持ち運びにも優れる小さめの箱にリメイクされています。
リメイク版のコマはプラスチック製です。
値段も個人的にはお手頃価格です。
因みにプレイ人数によって使用する個数が変わりますよ。
2人プレイなら全部使用します。
そして魚タイル。これを沢山集めるのが目的。
書かれた魚の合計が最終的な得点になります。
さて、セットアップを…
8枚と7枚の列を交互に作り、四角形に近い形を作ります。(だいたい四角形なら多少崩れても問題ありません。)
魚タイルには1〜3匹の魚が描かれていますが、魚が3匹いる高得点のタイルはできるだけバラして並べてね。
と書いてあります。
これがとにかく面倒くさい
このゲーム最大の弱点でしょう。
そして順番にペンギンを配置していきます。
どこに置いたっていいので安直に3匹いる所に置いていきます。(なぜこうするかはあとでわかります)
初期配置によっては1匹や2匹の魚タイルに置く方がいい場合もあるのでしょうか…
配置ですが、時計回りに配置しろと書いてあります。
これでは2番手以降が少し不利かなと思いますので、ハウスルールでカタン的な初期配置を行うなどするのもアリだと思います。(そうする場合は全員に確認をとりましょう。)
カタン的初期配置の置き方
例)A→B→C→C→B→A
最初に置いた人は、次に置けるのが最後になる形ですね。
手番で何をするか。
恐ろしく簡単で、まずペンギンを1つどれでもいいので動かします。
移動の条件ですが、直線ならどこまででも行けます。
ただしタイルがなくなった場所や、他のペンギンのいるタイルを飛び越えて移動することはできません。
ぶつかったら移動終了です。
また、絶対に曲がることはできません。移動は必ず一直線です。
次に、自分のペンギンがもといたタイルを獲得し、手元に置いておきます。
「初期配置で3匹の所に置いておいたから最初から3点とれるぞ〜」
「やっぱりそれでいいのかなぁ。」
「どうだろう。同じような場所にまとめて置くのはよくないような気はするけど…」
このゲーム、運要素が初期配置くらいしかない為、強い人とやると絶対に勝てない気がします。
そういった意味では3人以上でやった方がいいのかもしれません。
こんな風にタイルを取ったところがスカスカになってしまいます。
この時、小さな孤島に取り残されてしまうと絶望です。
ゲーム終了条件
手番に動かせるペンギンがなくなってしまった人からゲームを抜けます。
こうして最後のプレイヤーが抜けるまで手番を行なったら、ゲームは終了です。
自分の前に置かれているタイルに描かれている魚の数を合計し、最も得点の高いプレイヤーが勝利します。
因みに同点ならタイル枚数の多い方が勝利します。
お手軽お魚争奪戦。だが準備がお手軽ではない。
ゲーム自体はとても簡単なルールで奥が深く、かなり楽しいです。
本当に準備だけが大変です。
もちろん固定ボードだと完全にアブストラクトとなってしまうので、タイルでいいと思うのですが…
60枚もあるタイルをびちっと並べるのは少々面倒くさいです。
そういった意味ではリプレイ性があまり高くありませんが、単純なゲームとしては確かな面白さがある為、ぜひチャレンジしてみて下さい。
現在はリメイク版の、それは俺の魚だ!が広く流通しています!
それはオレの魚だ! (Hey Thats My Fish!) 完全日本語版 ボードゲーム
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