カワズのボードゲーム備忘録

京都在住の両生類が趣味であるボードゲームについて綴るブログです。基本的には所持しているボードゲームの中でも特に好みであるものを紹介していきます。

ヴァンパイア・クイーン

こんばんは。
休日は昼間から夕方にかけて惰眠を貪るヴァンパイア体質のカワズが今回ご紹介するのはこちらのカードゲーム。

ヴァンパイア・クイーンです。

そもそもヴァンパイア🧛‍♀️🧛‍♂️(吸血鬼)とは一度死んだ人間が生き血を求めて人を襲い、襲われた人もまたヴァンパイアとなり増えていく…
という伝説が残されている怪物でしたね。

そう聞くと、けっこうゾンビと近い存在なのかもしれませんね…🧟‍♀️

ヴァンパイアクイーン 基本情報

プレイ人数 : 3〜12人
対象年齢 : 8歳以上
プレイ時間 : 30分

どんなゲーム?

トランプの大富豪によく似たカードゲームです。
大富豪を知っている人であれば、ルールは容易に理解できると思います。
大富豪は最初に手札を出し切った人が勝ちですが、このゲームはカードを出し切れなかったプレイヤーの残った手札が失点となり、何ラウンドかやって1番失点の少ない人が勝利する。といった流れになっています。

使うカードはこのような感じになっています。
個性豊かなヴァンパイアがどっさり。
このカードを大富豪のようにプレイしていきます。
大富豪のようにと言ってもこのゲームにおいては8切りや11バックといった数字ごとの特殊能力は一切ありません。8を出して勝手に親になろうとしないように注意しましょう。


親が4を2枚出してきたので、6のシスター2枚で対抗します。
僕はこのシスターがお気に入りです。

大富豪はパスしても1人以外全員パスするまではカードを出す権利があったと思いますが、このゲームでは一回パスしたらカードを出すことはできません。パスする際は慎重にしましょう。


大富豪におけるジョーカーのような存在がこれ。ヴァンパイアクイーン
ゲームのタイトルにもなっています。

ジョーカーとして全ての数字の代わりとしてセットで出すこともできますし、このカードだけでプレイすれば最強のカードとして使うことができます。
大富豪であったジョーカーをスペードの3で刺すということもできない為、事実上最強のカードです。

ただし誰かが手札を出し切った時に、手札に残っていたカードに書かれている数字の合計値が失点になる為、こいつを残しておくとこいつ1枚で14失点を喫してしまいます。
出し惜しみに注意しましょう。


そしてこのゲームの特殊な味付けとして…

ヴァンパイアハンター です

このカードは自分が親の時のみプレイすることができます。
そして、そこからは少し特殊なヴァンパイアハンターラウンドが行われることになります。

ヴァンパイアハンターが出されたら時計回りに必ず1枚のカードを全員出します。
そして、その中で最も大きな数字のカードをプレイしてしまったプレイヤーが場に出たカードをヴァンパイアハンター含めて全て手札に加えます。(最初のヴァンパイアハンターは0扱い)


このように出したとすると1番大きな数字を出してしまったプレイヤーは2で、後出しの方が優勢となる為、奥の2をプレイしたプレイヤーがカードを全て引き取らなければならない。

この時の為に小さな数字を温存しておくことも有効な戦術となります。
ここでのヴァンパイアクイーンですが、ヴァンパイアハンターのラウンドではなんと1としてみなすという特殊ルールがある為、大抵の場合はカードを引き取ることを回避することができます。強すぎない?


なお、ヴァンパイアハンターは最後まで持っていると15失点。もしくは20失点を喫してしまう為、何が何でも他プレイヤーになすりつけたい所です。



手札を出し切ったプレイヤーは無失点。他のプレイヤーは手札に残ったカードの数字を合計し、失点します。

これを全5ラウンドやって、最も失点が少ないプレイヤーが勝利します。


ルールの覚えやすさ、適度な運要素、持ち運び安さに優れる好ゲーム


ヴァンパイアクイーンはそのルールの簡単さから非常に取り出しやすい優秀なカードゲームと言えます。
日本語版は出てはいますが、本当に簡単なルールなのでどのバージョンを買っても普通にプレイできます。
テーマがそこまで魅力的でないと感じる方もいるかもしれませんが、僕はこのホラーテイスト(全然怖くないですが)が好みなので、お気に入りです。

あと何故かこのゲーム勝率がいいので、そういった意味でもお気に入りのゲームとなっています(笑)

ブードゥープリンス 、ヴァンパイアクイーンを紹介できたので、近いうちにスカルキングの記事も書きたいと思います。